卵焼きは作り置きできるのでしょうか?
また冷凍保存すると美味しくないというのは本当なのでしょうか。
今回はレンジ・冷常温・温め直しなど、卵焼きを作り置きする時のコツを解説します。
自然解凍で食べられる卵焼きのレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
卵焼きは作り置きできる?
お弁当や朝ごはんに便利な卵焼きは、作り置きすることが可能です。
今日は昨夜作っておいたハンバーグと、卵焼き、ブロッコリーを詰めただけ。 冬は朝起きられないからやっぱり作り置きは便利。
引用元:X-@chie_sakashita
卵焼きが作り置きできれば、時間のない朝の調理がぐっと楽になりますよね。
ただし卵焼きを作り置きするには、調理法や保存法に注意が必要です。
卵焼きは作り置きできますが、正しいやり方を理解する必要がありますよ。
作り置きの卵焼きはどれくらい日持ちする?
一般的に、卵焼きは日持ちしにくいおかずだとされています。
また卵には加熱すると痛みやすいという特徴もあるため、日持ちさせるには調理や保存に工夫が必要です。
ここでは卵焼きがどれくらい日持ちするか、さまざまな状況別に解説します。
常温の場合
作り置きの卵焼きは、常温だとあまり持たないので注意が必要です。
今日お昼にお弁当食べようとしたら卵焼きが痛んでた…私は食べなかったけど食べた弟は何もなくてよかった。梅雨は好きだけどお弁当が痛みやすい…
引用元:X-@bun51713
夏場の高温多湿な条件下では、2時間ほどで腐ってしまう可能性もあるでしょう。
菌が最も繁殖するのは30°C〜40℃だとされており、特に暑い時期の常温保存はおすすめできません。
冷蔵庫の場合
作り置きの卵焼きは、冷蔵庫で保存するとおよそ3日ほど日持ちするとされています。
朝食べる用の卵焼き作り置きした!! 粗熱取って冷蔵庫入れたら2、3日持つからズボラには良い
引用元:X-@Kana6996
ただし冷蔵庫に保存しても完全に菌の繁殖を抑えることは難しいため、なるべく早く食べるよう注意が必要です。
たとえば総菜の卵焼きに賞味期限が記載してあったとしても、開封後はあまり長持ちしないと考えてくださいね。
冷凍庫の場合
作り置きの卵焼きは、冷凍庫で保存するとおよそ2週間ほど日持ちします。
先日みた料理の本で、卵焼きは、冷凍しておくと2~3週間持つそうです。お弁当箱に冷凍のままいれて、自然解凍でオーケー。ひじき入りとか色んなバリエーション作って冷凍しておけば結構朝助かるよね。
引用元:X-@aladdin_nv
ただし水分が多い卵焼きの場合は解凍したときに食感が悪くなるため、注意が必要です。
卵焼きを冷凍で作り置きする場合は、だし巻き卵など水分が多いレシピは避けた方がよいでしょう。
前日の作り置きでも日持ちする卵焼きの調理法
前の日に作っても日持ちする卵焼きを作るには、調理する際にいくつかポイントがありますよ。
ここでは卵焼きを日持ちさせるためのコツを、詳しく紹介します。
味付けは濃いめ
作り置きする卵焼きの場合は、味付けを濃いめにするよう注意してください。
これは浸透圧に関係しており、味付けの濃い卵焼きは水分が吸いだされて痛みにくくなるのです。
卵焼きを日持ちさせるには、卵焼きの水分量を減らすことが大切なのですね。
卵焼きを素手で触らない
卵焼きを日持ちさせるには、卵焼きを素手で触らないことが重要です。
調理前に手を洗っていたとしても、手には雑菌が残っています。
その雑菌が卵焼きにつくと、痛みの原因となってしまうので注意してくださいね。
卵焼きを作り置きするときは、なるべく卵焼きを直接手で触らない方がよいのですね。
だし巻き卵は避ける
日持ちする卵焼きを作るなら、だし巻き卵は避けたほうが無難です。
だし巻き卵大好きだけど 日持ちしないから直前に作るし。
引用元:X-@cicanikke
卵焼きは、水分が多いほど日持ちしなくなるとされています。
だし巻き卵は卵にだしを加えるため水分を多く含み、日持ちしにくい卵焼きであると言えるでしょう。
具材は水分の少ないものを選ぶ
卵焼きを日持ちさせたい場合は、卵焼きに合わせる具材にも気を配りましょう。
卵に具材を混ぜ込むなら、水分が出にくい豆類や穀物を選ぶのがおすすめです。
作り置きでも日持ちする卵焼きの保存方法
卵焼きを作り置きで日持ちさせるには、保存方法にコツがありますよ。
ここでは、作り置きの卵焼きを日持ちさせる保存方法を詳しく紹介します。
冷蔵庫で保存する
作り置きの卵を冷蔵庫で保存する場合は、以下の点に注意が必要です。
- 卵焼きが冷めてから冷蔵庫にいれる
- 空気に触れにくい保存バッグを使う
冷蔵庫で作り置きの卵を保存するときは、蒸気によって水分が出ないようにしっかりと冷ますことが大切です。
卵焼きが空気に触れる面が少ないほど痛みにくくなるので、できれば保存バッグを使ってくださいね。
冷凍庫で保存する
作り置きの卵焼きを冷凍で保存する場合は、以下の点に注意が必要です。
- 卵焼きを完全に冷ます
- 卵焼きを切り分ける
- 卵焼きは小分けでラップする
- 保存バッグに入れる
作り置きの卵焼きを冷凍する時に重要なのは、一切れずつ分けてラップすることです。
小さいサイズで冷凍した方が、後で食べるときの解凍もやりやすくなりますよ。
綺麗に焼いた卵焼きの形が崩れないように、平らな場所に置いて冷凍することも大切です。
冷凍卵焼きは美味しくない?解凍のコツ
朝食やお弁当のおかずに人気の卵焼きは、冷凍しておくと便利ですよね。
しかし冷凍卵焼きは美味しくないと言われているため、上手に解凍することが大切です。
ここでは作り置きの冷凍卵焼きの解凍について、詳しく紹介します。
冷凍卵焼きを自然解凍する時間は?
冷凍卵焼きを自然解凍する場合は、前の日の夜から冷蔵庫に移しておけば、朝には美味しく食べられます。
冷凍作り置きの卵焼きをひたすら焼いていた
明日も四個の弁当なんでね、作り置き大活躍ですわ
凍ったまま弁当に入れても、お昼には自然解凍で食べ頃
保冷剤代わりにもなるし、大変重宝しとります
引用元:X-@Saranoanata
お弁当に冷凍卵焼きを直接入れる場合、常温であれば数時間で解凍されるのでお昼にはちょうどよい状態になりますよ。
冷凍卵焼きをレンジで解凍する方法は?
冷凍の卵焼きをレンジで解凍する場合は、加熱しすぎに気を付けてくださいね。
レンジで温めすぎると、卵焼きの水分が抜けてぼそぼそとした食感になり、美味しくない卵焼きになってしまいます。
冷凍卵焼きをレンジで解凍するには、短い時間で加熱を繰り返しましょう。
600wでおよそ10秒ほどの加熱を、卵焼きの様子を確認しながら行うのがコツです。
作り置きの卵焼きQ&A
まとめ
今回は作り置きの卵焼きについて、日持ちさせるコツを紹介しました。
卵焼きは日持ちするおかずではないため、調理法や保存方法に注意が必要です。
また冷凍保存して美味しくない場合は、解凍の仕方にも工夫しなくてはなりません。
レンジ・常温・温め直しなど、作り置きの卵焼きを美味しく食べるコツを参考にしてくださいね。