生活の知恵

梅雨の時期以外にも要注意?布団やベッドは特に念入りに!正しいダニの駆除法と予防法まとめ

身近に生息しているダニの種類はおよそ数十種類。その中でも人間にとって害のある代表的なダニが「チリダニ」と「ツメダニ」です。【チリダニ】は屋内ダニの80%~90%を占めており、その死骸・脱皮殻・糞などが様々なアレルギー疾患の原因になると言われています。また【ツメダニ】は基本的にチリダニなどを捕食するダニですが、人間を噛む事もあります。噛まれると赤く腫れ、強い痒みが一週間を超えて長く続きます。

本来、人間を噛むツメダニは室内では比較的数が少ない種類のダニですが、ツメダニのエサとなるチリダニ等が増えると大発生する事があります。ですので布団で寝ていて「あれ?噛まれた?」と思った時には、かなりの数のダニが既にいると考えて間違いないでしょう。今回はダニの生態と合わせて効果的なダニの駆除方法、予防方法についてまとめます。


ダニを大量発生させてしまう3つの条件

高温多湿

ダニが好むのは温度20~30℃、湿度60~80%となり、これは正に日本の梅雨明けから夏にかけての気候に該当します。この時期にしっかり対策をしないと、ダニが爆発的に繁殖してしまう事に。また忘れがちなのが冬場。暖房と加湿器をセットで使うと条件が揃ってしまいます。

エサ

たいていのダニはフケや垢、髪の毛などのタンパク質を好みます。私たち人間の体からは、目に見えるそれらだけでなく、皮膚表面が剥がれたごくごく小さな“かけら”が常に出ていて、周囲に落ちています。また食べカスやカビなどを好んでエサとしています。

ダニの繁殖する場所

ダニは卵を産むために隠れられる場所を探し移動します。ですので畳や布団、カーペットなど、すき間や繊維の奥に潜り込める環境があるとダニが大量発生しやすいでしょう。

ダニが一番発生しやすい場所とは?


先に述べたダニの発生条件より、家の中で特に念入りに対策すべき場所は布団やベッドでしょう。エサの宝庫である上に、人間の体温や汗(水分)でダニに快適な環境となっていますね。またソファやカーペットと違い、寝具に横たわっている時には私たちの口や鼻が枕や布団にとても近い位置にありますので、ダニの死骸や糞などのアレルゲンを特に大量に吸ってしまう事に。日ごろのこまめな対策が必要な場所と言えるでしょう。

 

ダニの繁殖力って・・・?
ダニは一回の産卵で2000~3000個の卵を産み、約一か月で卵からかえります。そしてそのダニが約2か月後に産卵をします。つまりダニにとって好条件の元、何の対策もしなければ10週間で300倍にも繁殖できると言われています。数字をみるだけでも体がムズムズしてきますよね。

 

間違った対処法ではダニを駆除できない!

「ダニの駆除方法」で何を思い浮かべるでしょう?いくつかあると思いますが、果たしてその方法は正しいのでしょうか?ダニの生命力はかなり強く、しぶとく生き残ります。せっかく対策をしても、それがダニに効果がなければ意味がありません。

洗濯機での丸洗い

ダニは水の中(洗剤水でも)に一週間つけても死にません(洗濯機で洗ったり脱水したりの力が加わると、衣服に付いているようなダニは致死するようです)ただし布団や毛布、カーペットなどは、繊維の奥深くにダニが潜り込んでしまうため洗濯機で洗ったとしても死滅しないダニが残ってしまいます。また水につかり窒息しても、仮死状態になるだけでそのあと息を吹き返すそうですよ。驚くべき生命力です。

掃除機で吸う

既に死んでしまっているダニや糞は吸い取れますが、生きているダニは足先にあるカギ爪や吸盤のような器官で繊維にしがみつくので掃除機で吸っただけでは剥がされず残ってしまいます。仮に掃除機で吸い取ったとしても、掃除機の中でダニは生きています。

(↑日革研究所さんの検証動画です)

天日干し

ダニが死滅するには50度以上の熱が必要ですが、布団を干しただけでは真夏であってもその温度に達しません。また生きているダニは温度のより低い布団の裏に移動してしまいますので、何時間干したとしても大半のダニは生き残ってしまいます。

期待される紫外線についても、以前「所さんの目がテン」という番組で検証が行われていましたが、紫外線でダニは死滅しませんでした。UVライトで一か所に1分以上の照射をすれば表面のダニは死にますが、繊維の奥に逃げてしまったダニは生き残ってしまいますのであまり効果的とは言えません。

駆除剤

色々な駆除剤が販売されておりそれぞれに高い効果が期待できますが、小さな子どもや高齢者がいる場合などにはその影響が心配されるところでもあり、使う方を選ぶかもしれません。

確実にダニが死ぬ条件はこれだった!

50度以上の熱

ダニの弱点は高温。50度で30分、60度なら一瞬でダニは死滅します。50度という温度は、ダニを構成するたんぱく質が変性する温度なので、この温度に至ると、ダニは生きていられなくなるのです。

「家庭用の乾燥機」は55度以上になるものが殆どなのでダニの駆除に効果的。また「コインランドリーの乾燥機」であれば大きなカーペットや毛布、布団なども一気に駆除できますね。布団乾燥機も効果的ですが、裏表どちらも行うことがコツとなります。

厚みのある毛布や布団では難しいですが、カーペットなどであれば「スチームアイロン」を丁寧にあてるのも効果的に高温処理が可能です。その際には必ず当て布をしカーペットの素材を傷めないよう気を付けながら行ってください。

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ダニ・カビ対策にぴったりな布団乾燥機は?【2018年】人気ランキングと選び方のポイント

 

ダニを増やさないためには

  1. 高温でダニを死滅させる
  2. 掃除機や洗濯で死んだダニの死骸や糞を取り除く

生きているダニは熱を加える以外で死滅させるのが難しいですのでまずはしっかり対策をします。その後でアレルゲンとなってしまう死骸や糞などを取り除きましょう。この2つをセットで行うことが重要。人間から出る垢やフケ、ほこりはダニのエサとなってしまいますので、継続して掃除をし取り除きましょう。

 

その他のダニ対策・グッズ

自然派ダニスプレー

このスプレーは化学薬剤不使用の安心自然派なので、ダニ対策しづらい畳や小さな子どものぬいぐるみ・枕にも安心。プロの防虫屋さんが使う高い効果とヒノキの優しい香りも嬉しい。ダニの予防にぴったりですね。

自然派ダニシート

このシートなら殺虫剤不使用、食品添加物でダニを誘引するので小さな子どもがいても安心して使えます。誘引されたダニはシート内に吸着して死骸が残らないため清潔に使えるのも嬉しい。高温処理するのが難しいソファやベッドのマットレス・押し入れなどにも便利。


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